今回の衆議院選挙について

昨日、衆議院選挙が終わりました。

結果として、与党は大勝、希望の党は惨敗、維新も敗戦というところだと思います。

完全に希望の党の戦略ミスであったと思います。

民進党の一部を排除したというのが問題ではありません。今の段階で政権交代を狙ったのが間違いであったと思います。

誰も自民党一強がよいとは思いません。モリ・カケのような問題もどうしても生じてしまいます。でも、今の我が国の経済状態や安全保障などをみるに、自民党以外には任せられないのであります。

今回、希望の党は「クリーンな保守」ということで進めていくべきでした。手を携えるならば、民進党ではなく、日本維新の会のみにしておけばよかったのです。東京から、そして大阪から、現実的に日本を担っていける政党を育てていく・・・その程度にしておいて、公明党のようにキャスティングボードを握ればよかったと思います。

公明党がキャスティングボードを握るのはよくないですね。現実的には、あそこは創価学会一色です。それはやはりおかしいというか、気色悪いほどです。

今回の選挙はある意味、斜に構えてみていれば面白かったです。人間の欲望と恐怖、それに右往左往する人達。小池百合子は欲に駆られたのでしょうね。また、結構な歳だということもあると思います。後がない、待てない・・・。

前原は党首になったものの、惨敗そして崩壊を恐れていたのでしょうね。細野なんてのは、倫理的にも不埒な小物なのでしょう。

マスコミもひどいものでした。TBSのひるおびなんかを見ておりましたが、コメンテーターとしての機能を失っていました。彼らのコメントは、客観的、公平、鋭いといったようなことが必要とされると思います。でも、八代さん以外の方々、特に元鳥取県知事などは、自分の偏ったイデオロギーに基づいた願望を述べているだけでした。こんな方が知事をやっていたのであれば、鳥取県もよくならないわな(^_^;)

弾かれたからではありますが、一本筋を通した枝野、小物の股の下はくぐらなかった野田元総理などが勝ったのは、ある意味よかったと思っております。